車のタイヤが片減りする理由!対処・メンテナンス法とは?

【PR】本ページはプロモーションPRが含まれています。

車の雑学

 

タイヤは消耗品ですが、

均等に消耗していくわけではなく、

ひどい場合は片減りします。

 

 

いろいろな整備が必要になってきます。

 

車のパーツの中で唯一地面と接し、

乗っている人の命を預かるタイヤ。

 

片減りの原因を理解して、

安全な走行に努めたいものですね

スポンサーリンク

片減り

タイヤの片減りとは、

タイヤの内側か外側どちらか一方が

すり減ってしまうことです。

 

いろいろなことが原因で、

片減りが起こりますが、

そのまま走行することはとても危険です。

 

タイヤがバーストしたり、

ハンドルを取られる事故につながる

可能性がありますので、

原因を探して改善することが

安全につながります。

 

片減りする原因

車のタイヤが片減りしてしまう原因は

様々な要因が考えられますが、

その中から代表的なものを3つご紹介します。

一つ目がスピードの出しすぎです。

 

まっすぐ走っている時は問題ないのですが、

コーナーでスピードを出しすぎると、

タイヤに大きな負担がかかり、

片減りの原因となります。

コーナーでは遠心力がかかり、

車体が外側に振られます。

 

スピードが速ければ早いほど

大きな力がかかり、

タイヤの外側が片減りします。

 

次は、空気圧による片減りです。

 

タイヤの空気圧が高い場合は、

中央部分が減り、低い場合は

タイヤの両サイドが減っていきます。

 

車によって最適な空気圧が

表記されているので、タイヤに

あった空気圧にすると改善されます。

 

最後が車本体の異常です。

車には、

その車種に合ったタイヤの角度や

開き方があります。

 

この角度や開き方に異常があると、

タイヤが片減りを起こしてしまいます。

 

空気圧などが適正にも

かかわらず片減りする場合は、

車の異常が考えられますので

ディーラーなどに相談

するのが良いでしょう。

 

内側が減る場合

タイヤの内側がいつも減る車は、

ホイ-ルアライメントの調節が

うまくできていないことが考えられます。

 

車には、適切なタイヤ角度が

付けられています。

 

この角度が狂ってしまうと、

タイヤが片減りを起こして

しまう原因になります。

 

この角度の調整を

ホイールアライメントと呼びます。

 

これらは、ちょっとしたことで狂いますので、

ディーラーや専門業者にチェックして

もらいましょう。

 

外側が減る場合

タイヤの外側が良く減る車は、

多くの場合がスピードの出しすぎです。

 

コーナーへの進入速度が速すぎたり、

急発進・急ブレーキなどが多いと、

外側が減ります。

 

その他、アライメント調整、空気圧が

原因の場合もあります。

 

アライメント調整、空気圧を調整しても、

まだ片減りする場合は、

間違いなく運転に問題があります。

 

運転の方法を見直してください。

 

タイヤローテーションがおススメ

片減りを防ぐには、

定期的にタイヤのローテーションをしましょう。

 

タイヤ4本を約5,000kmごとに、

前後左右に入れ替えることで

減り方が一定になり、

長持ちします。

 

もちろんタイヤローテーションは、

自分でも簡単にできますが、

車種の駆動(FF、FRなど)によって

取り換え方向が変わってきますので、

注意してください。

 

よくわからない人は、

専門業者にお願いするのも

良いでしょう。

 

車検に通らない

車検に通るには、タイヤの溝が

1.6mm以上なければなりません。

 

それを下回ると法令違反となり、

間違いなく車検には通りませんので

交換しなければなりません。

 

タイヤにはスリップサインと呼ばれる

タイヤ交換サインがあります。

 

このスリップサインと溝が

同じになったら交換時期となります。

 

スリップサインが出ても車は走りますが、

グリップしなくなり、スリップしやすくなり

危険な状態となります。

 

スリップサインが出てきたら、

できるだけ早く交換しましょう。

 

また、磨耗が激しい場合でも

車検が通らないことがあるので、

スリップサインだけでなく

磨耗状態もチェックしてください。

 

特にミニバンは片減りしやすい

車種によっても、

タイヤの減り方が変わります。

 

特にミニバンなどの

車高が高い車や重たい車は、

コーナーでタイヤへかかる負担が

大きくなります。

 

その負担をサスペンションで吸収しきれずに、

タイヤへの負担が大きくなり片減りします。

 

特に、機構的に単純なサスペンションを、

採用する車種の多い1BOXタイプや、

重量級のミニバンで、

多く見られます。

 

そのため、

最近ではミニバン専用のタイヤが

売られています。

 

安いからといって、

ミニバン専用タイヤでないものを装着すると、

タイヤの交換時期が早まったり、

他の部分への負担がが大きくなり、

故障の原因となります。

 

必ず、車種にあったタイヤを

選ぶようにしましょう。

 

最後に

タイヤは、命を預ける部品です。

車の部品の中でも、

特に重要なものとなります。

 

取り返しのつかない事故を起こさないよう、

こまめに点検をし、しっかりと

メンテナンスをしましょう。

 

また、見栄えだけでなく、

車に最適なものを選ぶことも大切です。

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました