There’s no place like home.

前向き駐車は前進、後進?正しい駐車方法は、求められる理由とは?

 

時々見かける「前向駐車」のお願いの看板。

しかし「前向き」の方向について、

前進して駐車する、駐車後に前を向いている、

の2つに意見が分かれるようです。

 

実際、すでに駐車している車を見ると車の向きが

バラバラなことがよくあります。

 

前向き駐車とは、前進、後進のどちらが

正しい駐車方法なのでしょうか?

 

また前向き駐車が求められる本当の理由とは

何なのでしょうか?

前向き駐車の目的は

前向き駐車の推奨される理由は

「近隣への配慮」です。

多くの場合住宅地にある駐車場で

義務付けられています。

 

駐車場の裏には民家や店舗があることも多く、

駐車時の排気ガスが迷惑になる場合もあります。

 

そこで駐車場側の配慮で、

排気ガスを近隣住宅へ、いきにくくするために、

行われているそうです。

 

排気ガスは車の後方から出ること、

ほとんどの住宅が車止めの方にあること

など考えると、前向き駐車というのは

前進しながら駐車することとなります。

 

また、夜間に前向き駐車する際には、

ライトが住宅に当たるので、

消すなどの気遣いもしたいですね。

 

盗難対策としても有効

前向き駐車は、

盗難対策としても効果があると言われます。

前向きから駐車した場合、

出るときはバックになるため、

少々手間取ります。

 

そのため、車を盗んでから

逃走に時間がかかるため、

後ろ向き駐車に比べて

逮捕率が高いそうです。

この理由から、

アメリカでは前向き駐車が多いそうです。

 

日本では、

駐車場からスムーズに出るために

後向き駐車をする人がほとんどですが、

”前向き駐車お願いします”

 

の看板が設置してある場合には、

近隣の人を気遣って前向き駐車を

するようにしてください。

 

前向き駐車のコツ

前向き駐車は、

「前進して駐車するので簡単」

と思う人もいるかと思いますが、

実際は意外と難しいのです。

 

前向き駐車のコツとしては、

駐車スペースから出来るだけ離れて

大回りして進入する事です。

 

十分に大回り出来ていると、

一発で駐車スペースに入れます。

 

駐車スペースへの進入時に、

ハンドルを切るのが遅いと、

ぶつかりそうになりますので、

焦らずに切り返しをして

修正をしてください。

 

また、

進みすぎると車止めに

フロントバンパーが当たり

傷がついたり、擦るケースがあります。

 

車止めがあることを意識しながら

駐車してください。

 

前向き駐車は、

駐車スペースに入るのも難しいですが、出るときは

バックになるのでさらに難しくなります。

 

コツは、まずは左右を確認して

ゆっくりと下がります。

 

バックして車が駐車スペースから

出るタイミングでハンドルを切ります。

 

ハンドルを切る際には、

曲がる外側の角が隣の車に

当たらないように注意しましょう。

 

駐車スペース(横幅)が狭く

隣の車との間隔が少ない場合は、

最初に幅寄せをして十分なスペースを作ると

スムーズに出庫できます。

 

最後に

前向き駐車は、

頭から前進して停めることを言います。

 

そして、前向き駐車が求められている

理由は近隣住宅への配慮が目的でした。

 

看板が掲げられている駐車場へは、

指示に従って前向き駐車をしてください。

モバイルバージョンを終了