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19年10月消費税アップ!軽減税率とは?増税前に知ること備えること!

 

いつから消費税10%になるかご存知ですか?

直近では2014年4月に

5%から8%へと引き上げられました。

 

その後、2015年11月に10%へと

引き上げられる予定でしたが、

2017年4月に1年半先送りにされ、

景気の低迷などを理由に

さらに2019年10月に再延期されました。

 

約4年、先送りになった増税ですが、

今度は避けられないと考えた方が良さそうです。

 

消費税増税によって、

私たちの暮らしにどのような影響が

出るのでしょうか。

 

軽減税率、デメリット、

増税前に知っておくべきこと、

備えるべきこと

についてご紹介します。

軽減税率

2019年10月1日から

消費税が10%に引き上げられますが、

それと同時に軽減税率が

導入される予定となっています。

軽減税率という言葉は

よく耳にするのですが、

どんなものかわからない方が

多いかと思います。

 

私たちの生活に

直結するものですので、

いざ導入されてから慌てないためにも

理解しておく必要がありそうです!

 

軽減税率とは

低所得者の負担の軽減などを目的として、

食料品などの生活必需品については、

消費税を軽減するとされています。

 

つまり消費税を10%に増税することに対して、

食料品などの生活必需品は

8%の据え置きにするということです。

8%据え置きのもの

飲食料品人の飲用又は

食用に提供されるもの 〇

 

酒類酒税法に規定する酒類 ✕

 

外食飲食店業等を営む者が、

飲食をするための設備のある場所で、

飲食料品を提供すること ✕

 

ケータリング等相手方が指定した場所で、

調理や飲食料を提供すること ✕

 

テイクアウト ◯

 

ざっくり言うと食べ物・飲み物・

日常生活に欠かせない物は

8%に据え置くってことです。

 

お店に行って、

食事するのは高くなります。

ケータリングも高くなります。

 

テイクアウトや宅配ピザや

コンビニ弁当などは変わりません。

 

医薬品なども基本的には変わりません。

 

ペットが食べるものも

高くなります。

 

残念ながら、

私はペットフードを食事として

食べていますっていうのは

通じません。

 

線引が難しい

軽減税率の対象外とされた

外食についての線引きが

難しいと言われています。

例えば、

宅配ピザやおそば屋さんなどの出前は、

店内で食べないため軽減税率の

適用となります。

 

そのため、

テイクアウトが可能なお惣菜などの

加工食品も軽減税率が適用されます。

 

お店に行って

お持ち帰りですと言えば8%で

お店で食べると10%。

お持ち帰りと言ったけど支払い後、

気が変わってお店で食べたら…

 

どちらなんでしょうか?

 

最近ではコンビニにもちょっとした

イートインスペースがありますが、

お弁当などテイクアウトが可能な状態に

なっているものを店内で食べた場合は、

加工食品に分類されますので

軽減税率が適用されます。

 

注意しなければならないのは、

ケーキ屋さんなどのような

イートインスペースです。

 

店内で食べるようにケーキを注文すると、

お皿にケーキが乗せられて来ます。

 

この場合は、

店内での飲食が前提となりますので、

軽減税率は適用となりません。

 

デメリット

消費税が増税されると消費者の負担が増え、

購買欲が低減します。

購買欲が失せると個人消費の支出、

特に低所得者の消費支出が大幅に減少します。

 

国民の消費が減るとお金が回らなくなり、

景気が悪化することが予想されます。

 

消費税増税を目前に控えた時期には、

税率が低いうちに物を購入しようとする

「駆け込み需要」

が生じます。

 

一時的に景気が上向きますが、

増税後には反動で物が売れなくなるため、

景気がさらに落ちこみやすく

なってしまいます。

 

景気が悪くなった際には、

大企業から注文を受け作業をする

中小企業の負担が多くなってしまいます。

 

大企業が中小企業に対し

発注しているものが減ってしまえば、

中小企業の売り上げが低くなってしまうので

倒産に追い込まれる会社も

出てきてしまいます。

 

結果的に何十人何百人単位の失業者が

出てくることになります。

 

上記のようなことから

最終的に国民の負担が増えることになります。

消費税の増税により

国民は普段の生活から支出が増えてしまい、

生活の負担が増え生活レベルが

下がってしまいます。

 

メリット、デメリットどちらが大きい?

軽減税率により低所得者の

負担の軽減を計っていますが、

消費税増税によって低所得者への負担が

とても大きくなってしまうため、

デメリットのほうが大きいといえます。

 

国民の中には高所得者よりも

低所得者のほうが多いので、

消費税増税により生活苦になることが

予想され国民からの反感も

買いかねません。

政府にとっても

良いことではないといえます。

 

社会保障の充実といっても

国民全員に良いことがあるわけではなく

自己負担額は今までと変わりません。

 

消費税が増えたのに

自分たちにメリットがないと

感じる国民は少なくないので、

デメリットのほうを

多く感じる方が多いでしょう。

 

増税前に買うべきもの。

・マイホーム

なんだかんだと言っても、

現時点では、まだまだデメリットしか

実感出来ない消費税増税ですが、

最も手っ取り早くメリットを感じるには、

ここで思い切って、

夢のマイホームを持つのも

一つの手でしょう。

なぜなら、増税後、

新たに住まい給付金なるものが登場し、

さらに、

従来の住宅ローン減税も

拡張されたからです。

 

・ブランド品

ロレックス・ヴィトン・ブルガリなど、

高級ブランドは値下げされることがありません。

 

値段も高いので、

欲しいものがある人は

増税前に必ず買いましょう。

 

スーツ・時計・靴なども同様です。

 

増税後に大きな割引が

実施されることはないので、

増税前に買うのが正解です。

・化粧品

百貨店の化粧品などは、

増税後に安く売られることはありません。

何年も同じブランドを使っている人は、

増税前にまとめ買いをしておきましょう。

 

・娯楽施設のチケット

ディズニーランド・USJ・遊園地・水族館など、

年間パスポートを持っている方は

増税前に買いましょう。

娯楽施設のチケットも、

消費税が上がったからといって

値下げされることはありません。

増税は、家計に大きな影響を与えそうです。

 

増税に備えるためには、

支出の削減と収入アップが

カギになります。

 

収入増が難しい場合は、

今のうちに増税分を意識して

支出を減らす努力をしてみるなど、

少しでも打撃を抑えるために

準備しておきましょう。

 

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